TVでのテニス試合観戦記

錦織圭選手を中心にテニスの試合について書いています。

2018 上海マスターズ 準決勝 SF R・フェデラーvs B・チョリッチ

ロジャー・フェデラー(1) vs ボルナ・コリッチ(13) 0-2 (4-6,4-6) 

フェデラーは、1ゲーム目にいきなりブレークされる。前日の錦織戦の影響からか体が少し重そうに見える。

その中で、フェデラーは3球目以内の攻撃が鍵になりそうだ。

チョリッチはセンターからの打ち分け、そして、フェデラーのバック狙いを行った。

これが上手くいき、特にフェデラーのバックに集めたことは効果的だった。

また、ロングラリーの際にチョリッチが粘り、イージーミスなどもあり、ポイントを失った。

フェデラーも悪いなりに何とかキープをして、4-5まで持ち込んだが、

しかし、今日の勝者はチョリッチ。

サーブのフリーポイントを奪える力強いサーブも含め、1stサーブの確率、1stサーブのポイント獲得率、2ndサーブのポイント獲得率が高く、そして優れたフォアハンドとフットワークでフェデラーを圧倒し、勝利を収めた。

そして、ジョコビッチの待つマスターズ決勝に初進出を果たした。

記者会見で、フェデラーは、チョリッチのプレーを称賛した。

「彼はボールにパンチがあったし、サービスも彼のほうがよかった。そうなると、この速いサーフェスでは絶対的に強い。」とフェデラーは語った。