TVでのテニス試合観戦記

錦織圭選手を中心にテニスの試合について書いています。

Nitto ATPファイナルズ ラウンドロビン グループ・レイトン・ヒューイット 第2戦 錦織圭 VS k・アンダーソン

前回の対戦

tennistvkun.hatenablog.jp

錦織圭 vs アンダーソン 0-2 (0-6, 1-6)

総評

ボールが合わないからだめだ、イヤ、ボールは関係ないなどの意見があるが、

今日はアンダーソンの1stの入った本数とポイント獲得率を考えれば、サービスゲームではノーチャンス。

錦織のサービスゲームでは、普段なら、アンダーソンが2ndサービスのリターンをミスしまくっていたが、この日はリターンもよく、ストロークもいいのでは、この結果は妥当なものである。アンダーソン自身が「ベストの出来だった」と、言っていたのは紛れもない事実なのである。

1st set

アンダーソンのサービスゲームは、過去の対戦と同様、何もさせてもらえない。

75%アンリターンドなので、しょうがない。

錦織のサービスゲームは、

2ゲーム目は、イージーミスが2本あったのが、痛かった。

4ゲーム目は、ブレイクされたので、S&Vを試みたが、ポイントが奪えない。

6ゲーム目は、アンダーソンの深いリターンや速いリターンが良かった。

そして、それ以上に、1stsetは、アンダーソンが、錦織の深いストロークにも耐え、そこから、最低でも浅いボールは打たず、深いボールが返るのもしばしばあった。

しっかりした体勢では、両サイドに錦織を走らせて、ポイントを奪っていた。

走らされてのフォアハンドも、もっと角度をつけたクロスショットで返してくる好調さが目立っていた。

2、6ゲーム目の合計ポイント数は、26ポイント。 4ゲーム目はS&Vでポイントを奪えていれば、デュースになっていたので、簡単にベーグルを焼かれた訳ではない。

2nd set

アンダーソンのサービスゲームはほとんど3球目以内攻撃で終わってしまう。

5ゲーム目にチャンスがあった。1stサーブをリターンエースし、ポイント奪取。

このゲームだけは、2ndサービスが多かったので(3/5)、フォアのアンフォースドエラーがなければ…。

ブレイクされた第2ゲームは、アンダーソンがラリー戦で今日当たりまくってる、走らされたファオハンドクロスのでウィナーを取られた後にS&Vでポイントを失ったのが痛かった。 

第4ゲームではフォアの感覚が悪かったと本人が言っていたように、フォアのアンフォースドエラーがここでも出てしまった。