TVでのテニス試合観戦記

錦織圭選手を中心にテニスの試合について書いています。

2018 上海マスターズ 決勝 N. ジョコビッチvs B. チョリッチ

ノバク・ジョコビッチ(2) vs ボルナ・チョリッチ(13) 2-0 (6-3,6-4)

1st set

この試合の立ち上がり、ジョコビッチは今大会サービスゲームを落としていない好調さをみせつけ、順調にサービスゲームをキープする。

チョリッチも好調なサービス、攻撃的なフォアハンドを見せつける。

ジョコビッチの鉄壁の守りからロングラリーになり、ジョコビッチがスライスを駆使することで、徐々に、ジョコビッチのペースになる。

チョリッチはそのせいで、深く打とうとしてアウトするミスが見られた。

ジョコビッチはセンターに多く集めていたので、チョリッチのフォアでの打ち抜きが鍵になりそうだ。

2nd set

チョリッチは2ndセットも最初はバックに集めていたが、ポイントが取れず、これではイカンとなり、展開を積極的に、力強く打つ、ネットに詰める、サーブでの工夫もあり、なんとかキープしていた。(そのぶんミスが増えていたが)

ファーストサーブが入ると、押せていたので、3球目攻撃が鍵になりそうな試合展開になる。

5-3以降は前述に書いた事を実行していたが、アンフォースエラーも多く、ジョコビッチがストレートで勝った。

チョリッチは、力強いサーブとフォアハンド、そして優れたフットワークでジョコビッチを苦しめ、ジョコビッチに多くのプレッシャーを与えたが、ジョコビッチは、より一貫したプレーを展開し、力強いサーブとフォアハンド、そして優れた動きでチョリッチを上回った。

ジョコビッチは、「本当に良い試合だったし、最高のプレーができた。ボルナは素晴らしい試合をしてくれた。」と語った。

 

総評

ジョコビッチサービスゲームを楽にキープできたが、

チョリッチはなかなかキープさせてもらえず、サービスゲーム自体のポイントがジョコビッチよりも20ポイント近く多かった。

5回から9回までのラリーもジョコビッチが10ポイント近く多く取れた事がジョコビッチの勝因か。